生餌を使ってバスの生態を知る

生餌を使ってバスの生態を知る

やったことのない初心者バサーは是非やってみるべき釣り方『生餌でバス釣り』を紹介.バス釣りのレベルアップするための早道なので体験することをお勧めします.

いやいや、餌だったら簡単に釣れるやろ!それがなかなか釣れないのがバス釣りです.
今後のルアーのバス釣りに必ず生きますので未体験の人は試すといいですよ.

生餌のバス釣りのメリット

1)(当たり前のことですが)バスが釣れればそこにバスがいることが分る

どんな方法でもバスが釣れたポイントは、『釣れる』という確信がもてるので、で頑張るモチベーションになります.
そこに絶対にブラックバスが『いる』と分かっていれば、とにかく頑張れます.

2)釣れる時間帯が分かる

ワームなどの『食わせ系』の釣りをする時間帯をイメージできます.
例えば4月のある場所のある日、AM10:00になると餌釣りでもまったく釣れなくなる現象があります.
=要するに、その時間帯以降はワームの食わせ系の釣りが通用しないことを確信できます.
生餌でバス釣り
エサ、食わせがどの時間帯でも通用しないことを理解できます.

3)釣れる場所(ポイント)のイメージが分かる

こんな岸際で50UPが釣れる???!!!『ルアーはしっかり岸際まで引くこと』なんていう教科書的な教えが本当だと理解できるのが餌釣りです.おかっぱりバサーの岸際の大事さを理解できるはずです.おかっぱりは食い気のあるバスを拾う必要があるので『足元』が大事です.岸際で50UPが泳いでいるイメージができれば最後の最後の一巻きまで気を緩めずしっかり引けるようになります.

4)生餌でも釣れないことが分る

生餌なら誰でも釣れるやろ!やってみると分かるのですが、生餌は生餌で仕掛けや技術があり、同じ餌を使っても『差』がでます.仕掛け=例えば棚(水深)=ルアーを引く層をイメージしたりすることができます.生餌釣りで得た情報は全てルアー釣りに置き換えることができます.

5)生餌でも釣れない餌があることが分る

バス釣りの生餌の定番は『ミミズ』、それ以上に釣れるのが『シラサエビ』、自前で準備する『ブルーギル』、最近はデカバス用に『フナ』なども販売されています.マッチザベイトなどと言いますが、その時期に捕食しない餌が目の前にあっても捕食しないことがあります.餌さから釣れるわけでもなく、いろんなルアーで攻める必要があることを学ぶことができます.
生餌でバス釣り

6)餌のサイズにバスのサイズが比例することが分る

『シラサエビ』に55UPなんていう奇跡も稀にありますが、『ブルーギル』を捕食する魚は45up以上などという、餌サイズの比例の法則があることが分ります.単純なことですが、大きい魚を狙いたい場合は大きいルアー=強いタックル=太いラインを準備することが近道になります.

7)ワームでしか釣れない日があることが分る

これぞルアー釣りの醍醐味、生餌がワームに負ける日があります.生餌釣りの限界を知るいい機会を得たと思いましょう.これこそが、バスをルアーで釣る意味を知ったと思っていいでしょう.生餌で釣れない時間帯や食い気のないバスをいかにしてルアーで釣るか?そればバスのルアー釣りの醍醐味です.

8)ハードルアーのほうが良く釣れて、かつデカい

バスのルアー釣りの醍醐味の2つめです.55upを越えてくると、相手(ブラックバス)も相当賢くなっているので、生餌だからと単純に食ってくる個体ではなくなります.私の子供が小さいころ、子供が生餌釣りをやっている横でハードルアーをぶん投げているお父さん=私が60upを釣るなどという状況が何度かありました.あきらかに生餌では釣れない大きな個体がいるというのが分かった瞬間です.生餌やワームばっかりやってるバス釣りの限界を感じさせられるシーン、それがハードルアーのバス釣りです.