陸っぱりスタイル

バス釣り 陸っぱりのスタイル

バス釣り初心者バス釣りのおかっぱりの基本はロッド1本で行動すること.複数本持って移動すると結果的に機動力が弱まり、釣果が落ちることになります.攻めのベイトタックルとフォロー用のスピニングなどで挑むことが多いですが、釣行を重ねるごことに、どちらか1本しか使っていない自分に気づくはずです.

ショルダーバックやヒップバックに必要最小限の道具を入れ身軽なスタイルで釣りで挑むことがベスト.ボートと比べると陸っぱりは機動力が極端に落ちます.それを補うのは自分の足、行動力になります.できるだけ荷物は減らし、たくさん移動して効率よく広範囲を攻めるほうが釣果は上がります.バス釣りは海釣りのように撒き餌を使って魚を寄せて釣るのではありません.よって、一箇所で粘らず、自ら進んで魚のいる場所行って魚に口を使わせる、それがバス釣りです.ロッドを2本持ち歩いたとしても、結果的にその2本のロッドを均等に使うことはほぼありません.小さい野池で移動距離が短い、ほとんど移動しない釣りが確定しているフィールドなら別ですが、盗難なども考えると陸っぱりで複数本のロッドを持ち歩くのはお勧めしません.
いろいろ準備しても、結局は自分の頭の中で自然と組み立てをして決めた釣りに挑んでいることが多いのが現実.しかも、驚くほど時間がたつのも早く、いろいろ試している時間もない.フィールドに立ってみてまったく通用しないなんてことはよくあるが、自分の信じた釣りで1本あげると充実感も高まり、信じた釣りの確信ももてます.

陸っぱりの狙いどころ

初心者の方は同じ場所に通い、同じ釣りをすることをお勧めします.1ヶ月、2ヶ月、5回か10回かは分かりませんが、はじめはいろんなことをしないほうが上達は早いです.
理由は『なぜ釣れたのか』を確信のもてる内容に近づけたいからです.
なんとなく釣れた、では選択問題で鉛筆を転がしてたまたま当たったのと同じです.
これでは次に同じ問題がでても解けません.同じ仕掛けを科目と例えると分かりやすです.
集中して同じ科目を勉強するほうが効率もいい.70点くらいとれる得意科目(ルアーや釣り方)を増やしていきましょう.自分のレベルの70点でOKです.
自分に合ってそうな得意科目(釣りのスタイル)から広げていくほうが楽しいですよ.

ウェーディング

バス釣り初心者同じ陸っぱりでもウェーディング(腰までの長靴)をすることで行動範囲、攻める範囲が大幅に広くなります.5m、10m水の中に入るだけで駆け上がりや水深のあるエリアに届くようになります.関東のハイプレッシャーなエリアでも比較的有効です.長靴を履くだけでもエリアが広がりますので初心者にもお勧めです.

生地の素材による快適性がアップすると価格も高くなります.試しならビニール素材でも十分なのですが、水中は滑りやすい特徴があるので靴底だけはこだわりましょう..目視では確認しずらいコケなどが非常に滑りやすく危険です.『フェルピンスパイク』がお勧めです.

夜釣り

バス釣り初心者あまりイメージが湧かないかもしれないが、バス釣りも夜釣りが通用します.朝まづめ、夕まづめの捕食の時間帯に集中して釣るのがセオリーですが、実は夜も活発に動いています.夜は警戒心も薄れていますし、超大型も岸に寄ってきます.特に産卵時期の夜釣りは非常に有効的な手段の1つです.一部、夜釣りを禁止しているフィールドもありますが、いつも通っているフィールドが禁止でなければぜひ行ってみて下さい.明るい時間帯とはまったく違う釣りになるはずです.夜釣り・・・ボートではできないので陸っぱりの特権でもあります.

車の道具は最小で

ここ数年、釣り具の中古市場が急速成熟し、売るのも買うのもいろんな方法で気軽にできるようになりました.新品だと手が届かないような釣り具でも、中古品を利用するなんてこともできるようになりました.とにかく値段が付くので買い替えもやすくなりました.一方、市場が成熟するに比例して盗難も多くなっているという現実があります.市場が成熟し、買うのが簡単ということは、逆に売るのも簡単になり、盗難品を簡単に捌けるということになります.買い取り価格も安定しているので、メーカーや機種でおおよその値踏みができてしまうので、車上荒らしのリスク計算も簡単にできてしまうのです.最近の釣り具関連の車上荒らしは単発的な出来心からというのではなく、計画的に実行されている節があります.駐車場から釣り場まで遠いポイントなど、あきらかに狙って計画的に窃盗をしています.釣り具の盗難も辛いですが、車上荒らしの場合は車の修理代もかかります.目立たないように隠しておくという方法もありますが、使わないタックルは持って行かないというのが最大の予防になります.琵琶湖や河口湖など有名フィールドでの車上荒らしが多くなっているのでほんと気を付けて下さい.

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